ピッコマの顧客メールアドレス約100万件が流出
電子漫画「ピッコマ」を運営する会社は、メール配信の委託先である「ブラストメール」への不正アクセスにより、顧客のメールアドレス約100万件が流出したと発表しました。流出したのは、メルマガ1回分の配信先リストに含まれていたアドレスであり、パスワードや氏名、クレジットカード情報の流出はないとしています。ピッコマのサービス自体や自社システムへの不正アクセスではなく、あくまで委託先のシステムを経由した被害です。利用者に対しては、ピッコマや出版社を装った不審なメールやSMSに注意し、心当たりのないリンクを開かないよう呼びかけています。
ブラストメールへの不正アクセスと被害の状況
ブラストメールを提供するラクスライトクラウドによると、不正アクセスにより計344件の契約において配信先リストなどの情報漏えいを確認しました。また、同社の販売管理システムからは、全契約者の情報(会社名、担当者名、電話番号、メールアドレス、契約・支払い履歴など)が持ち出されたことも判明しています。攻撃者はAPI用サーバー2台に侵入し、コマンドを実行した後にデータベースへアクセスしたとみられています。クレジットカード番号の保有は確認されていませんが、管理画面やAPIは停止されており、サービス再開の時期は現時点で未定です。
まとめ
今回の事案は、メール配信サービスの委託先を標的としたサイバー攻撃によるものです。ピッコマの利用者は、アカウントや購入情報への直接的な影響はないものの、流出したメールアドレスを悪用したフィッシング詐欺などの二次被害には十分な警戒が必要です。ブラストメールのサービス再開は現時点で未定となっており、運営会社による詳細な調査と、被害を受けた契約者への個別連絡といった対応が継続されています。今後、新たな事実が判明する可能性があるため、公式の発表に注意してください。
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