ベネチア映画祭の結果と金獅子賞について
世界三大映画祭の一つ、ベネチア国際映画祭の授賞式が行われました。日本からは、是枝裕和監督の新作『ルックバック』と、塚本晋也監督の『ネルソンさん、あなたは人を殺しましたか?』が、最高賞である金獅子賞を争うコンペティション部門に出品されていました。しかし、惜しくも金獅子賞の受賞はならず、1997年の北野武監督『HANA-BI』以来の快挙とはなりませんでした。金獅子賞は、デンマーク・スウェーデン・ラトビア合作映画『ウーマン・アンノウン』が獲得しています。

世界三大映画祭の一つ、ベネチア国際映画祭の授賞式が行われました。日本からは、是枝裕和監督の新作『ルックバック』と、塚本晋也監督の『ネルソンさん、あなたは人を殺しましたか?』が、最高賞である金獅子賞を争うコンペティション部門に出品されていました。しかし、惜しくも金獅子賞の受賞はならず、1997年の北野武監督『HANA-BI』以来の快挙とはなりませんでした。金獅子賞は、デンマーク・スウェーデン・ラトビア合作映画『ウーマン・アンノウン』が獲得しています。
金獅子賞は逃したものの、日本人監督たちは各賞で高い評価を受けました。塚本晋也監督は、18歳の高校生たちが審査員を務める独立賞「金の小獅子賞」を受賞し、日本映画初となる快挙を成し遂げました。また、是枝裕和監督の『ルックバック』は、シネマ&アーツ賞やシグニス賞など、計5つの独立賞を受賞するという異例の事態となりました。是枝監督は、特に若い世代から支持を得られたことや、イタリアの人々からの熱いリアクションに対し、深い喜びを口にしています。
今回のベネチア映画祭において、日本人監督による金獅子賞の受賞は実現しませんでした。しかし、是枝監督が複数の独立賞を獲得し、塚本監督が若い審査員から選ばれるなど、作品が世界的に高く評価されたことは間違いありません。コンペティション部門への出品、そして各賞での受賞は、日本映画の底力を改めて示す結果となりました。今回の経験を糧に、次なる挑戦へと向かう監督たちの今後の活躍から、目が離せません。