SNSで拡散する「少林寺レーシング」の迷惑行為
SNS上で「少林寺レーシング」と名乗るアカウントが拡散しており、警察に対する迷惑行為が全国的に多発しています。大阪府では、暴走行為を予告して警察の業務を妨害した疑いで18歳の男が逮捕されたほか、交番で大声を出すなどの迷惑行為が約280件確認されました。富山県内でも、公衆電話などから「ショウリンジ」と叫びながら110番通報するいたずら電話が相次ぎ、10代の少年らが検挙・補導されています。これらの行為は、フォロワーの獲得や広告収入を目的としたものとみられています。
低年齢層への広がりとSNSがもたらす心理的リスク
特筆すべきは、検挙・補導された対象に小学生を含む低年齢層が多数含まれている点です。大阪府では検挙・補導された50人のうち、少なくとも32人が13歳以下の小学生でした。背景には、SNSのレコメンド機能により、子どもたちが「みんながやっている」と感じる同調性バイアスや正常性バイアスが働いていることが指摘されています。「学校の友人を笑わせるため」といった動機から、法に触れる行為や、過去には大怪我や死亡事故も起きた危険な「チャレンジ動画」に手を染めてしまうリスクが懸念されています。
まとめ
SNSで流行しているからといって、法に触れる行為や警察への迷惑行為が許されるわけではありません。一度拡散された動画や犯罪行為は、取り返しのつかない結果を招く可能性があります。子どもたちがSNSの仕組みやリスクを正しく理解し、適切な判断ができるよう、周囲の大人が情報リテラシーに関する指導を行うことが求められています。
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