SNS発の迷惑行為「少林寺レーシング」の概要
SNS上で拡散されている「少林寺レーシング」と呼ばれる迷惑行為が、各地で問題となっています。これは、交番や110番通報を利用して「ショウリンジ!」と大声で叫んだり、警察官を挑発したりする行為です。SNS上の動画を真似て、中学生を中心に、小学校低学年の児童までもが模倣する事態となっています。行為の内容は多岐にわたり、無断での交番侵入や、室内にジュースをまき散らすといったもの、さらには公衆電話から不適切な通報を行うといったものまで含まれています。これらは警察の業務を著しく妨げる行為として、各地で報告されています。
相次ぐ摘発と逮捕者、警察の警告
この迷惑行為により、兵庫県では約1か月間で少年・少女計26人が摘発・補導されました。また、大阪府内でも約250件の迷惑行為が確認されており、交番のドアを壊したとして中学3年生の男子生徒が逮捕される事案も発生しています。大阪での検挙・補導者は7歳から16歳の43人に上り、その多くが「SNSを見て真似をした」と供述しています。警察当局は、こうしたいたずらによって、本当に助けが必要な緊急事態への対応が遅れ、命に関わる恐れがあると強く警告しています。警察は、同様の行為に対して悪質な犯罪として厳正に対処する姿勢を明確にしています。
まとめ
「少林寺レーシング」は、SNS上の動画を真似た「遊び感覚」で行われているものですが、実際には軽犯罪法違反や建造物損壊にあたる犯罪行為です。警察への挑発や不要な通報は、本当に助けが必要な緊急事態への対応を遅らせ、人命に関わる重大な事態を招く恐れがあります。SNSの動画がきっかけで犯罪に手を染める若者が相次いでおり、警察は「絶対にまねしないでほしい」と強く呼びかけています。単なるいたずらでは済まされない、極めて危険な行為であるという認識が求められています。
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