第2四半期は大幅な増益を記録
ファナックが発表した2027年3月期第2四半期(4-9月)の連結決算は、極めて好調な内容となりました。同期間の連結経常利益は前年同期比38.1%増の1490億円に拡大。特に直近の7-9月期単体で見ると、連結経常利益は前年同期比43.5%増の808億円に達しています。また、最終利益についても前年同期比41.0%増となる1125.76億円を計上しており、全体として非常に力強い成長を見せています。さらに、売上営業利益率も前年同期の20.6%から26.0%へと大きく上昇しており、収益力の強化が鮮明となった四半期決算と言えます。
通期予想を13.9%上方修正
好調な業績を受け、同社は通期の連結経常利益予想を従来の2712億円から3088億円へと、13.9%上方修正しました。これに伴い、増益率の見通しも従来の19.2%増から35.7%増へと大幅に引き上げられています。売上高や営業利益の修正予想についても、従来を上回る見込みとなっており、業績の上振れ感が非常に強い内容です。配当については、従来未定としていた上期配当を72.54円実施することを発表しましたが、今期の年間配当については、現時点では引き続き未定としています。
まとめ
ファナックの今期決算は、経常利益の大幅な増益と通期予想の上方修正が重なる、非常に力強いものとなりました。直近の四半期における利益率の向上も、同社の稼ぐ力の強さを物語っています。今後の焦点は、上方修正された通期計画に向けて、下期もこの高い収益性を維持し、計画通りの大幅増益を達成できるかに注目が集まります。投資家にとっては、上方修正された高い成長見通しが、今後の株価にどのように反映されるかが大きな注目点となるでしょう。
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