銀行口座開設の本人確認方法が変更へ
みずほフィナンシャルグループやりそなホールディングス、あおぞら銀行などは、オンラインでの銀行口座開設時における本人確認方法を変更する方針を明らかにしました。これまでは、運転免許証の顔写真と本人の容姿をスマートフォンで撮影して本人確認を行う方法が用いられてきましたが、今後はこの方法を廃止します。あおぞら銀行は2026年10月29日より、マイナンバーカードのICチップを読み取る「公的個人認証サービス(JPKI)」へ移行すると発表しており、運転免許証での手続きは利用できなくなる予定です。
背景にあるセキュリティ強化と法改正
この変更の背景には、サイバー攻撃による個人情報流出の多発があります。他人による「なりすまし」を未然に防ぐため、より厳格な本人確認が求められています。また、2027年4月に施行予定の改正犯罪収益移転防止法では、オンラインでの本人確認において、マイナンバーカードなどのICチップ読み取りが義務付けられることになっています。金融庁も、顧客情報の漏えい対策としてサイバーセキュリティの強化と本人確認手続きの厳格化を求めており、各金融機関は法改正に先駆けて対応を前倒しする動きを見せています。
まとめ
今後は、ネットでの銀行口座開設において、マイナンバーカードの重要性がさらに高まることになりそうです。特に、あおぞら銀行のように運転免許証が利用できなくなるケースも出てくるため、利用者には事前の準備が求められます。利便性とセキュリティの高度な両立を目指し、デジタル認証への移行が加速しています。
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