日本ハム一筋18年、中島卓也選手が引退を決断
日本ハム一筋18年、内野手の中島卓也選手(35)が今季限りで現役引退することが分かりました。既に球団側へ意思を伝えており、近日中に正式発表が行われる予定です。中島選手は2008年のドラフト5位で入団して以来、長年にわたりチームを支えてきた生え抜きの選手です。福岡工業高校時代は無名に近い存在でしたが、スカウトの目に留まりプロの世界へ。自身の生き残りをかけて、持ち前の走力と磨き上げた小技を武器に、プロの舞台で長く活躍を続けてきました。「幸せな野球人生だった」と、親しい関係者にその想いを伝えています。
弱点を武器に変えた「カット打法」と日本一への貢献
中島選手の代名詞といえば、相手投手に数多くの球を投げさせる「カット打法」です。もともと非力な打者であった中島選手は、打球がケージから出ないほどでしたが、その弱点を補うために、際どいボールを粘り強くカットするスタイルを編み出しました。2015年には盗塁王とベストナインを獲得。さらに2016年には、日本シリーズでの粘り強い出塁などがチームの日本一に大きく貢献しました。堅守と俊足、そして磨き抜かれたバントセンスを武器に、相手投手の脅威となる存在として、まさに「育成の日本ハム」を体現する選手として活躍しました。
チームの若返りと共に迎える引き際
今季は開幕から2軍でのスタートとなり、ファームでは56試合に出場しましたが、1軍での出場はありませんでした。昨オフに「1軍にいなかったら引退だと思っている」と語っていた通り、チームの若返りを図る方針の中で、自身の引き際を見極めた形となります。球団は功労者である中島選手に対し、最後の花道を用意する方針です。北海道のファンへ、18年間の感謝を込めて、背番号9が最後に見せるプレーに大きな注目が集まっています。
まとめ
日本ハム一筋18年、中島卓也選手が今季限りで現役引退することを決断しました。もともとは非力な打者という課題を抱えていましたが、独自の「カット打法」を確立することで生き残り、2015年の盗塁王獲得や2016年の日本一へと貢献しました。チームの若返りという流れの中で、自身の引き際を見極めた中島選手。長年北海道の地で戦い抜き、ファンに愛された名内野手の、プロ野球人生の幕引きに注目が集まります。
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