埼玉県内で発生した大規模な自動車窃盗事件
埼玉県警は9日、乗用車を盗んだとして、住所不定で無職の男2人を窃盗容疑で再逮捕しました。男らは今年2月から3月にかけて、さいたま市見沼区や伊奈町の駐車場から、計2台(合計373万円相当)の乗用車を盗んだ疑いが持たれています。県警は、男らが昨年10月以降、埼玉県、千葉県、茨城県の各県で発生した数十台もの自動車窃盗事件に関与していたとみて、詳しい事件の全容解明に向けて捜査を進めています。容疑者らは共謀して犯行に及んだとみられており、警察は認否を含め慎重に調べています。
フラフープをアンテナに改造する驚愕の手口
今回の事件で大きな衝撃を与えているのが、その特殊で驚くべき犯行手口です。男らは、車の電子キーから発せられる微弱な電波を増幅させ、あたかも正規のキーが近くにあるかのように車に認識させてドアを開ける「リレーアタック」という手法を用いました。驚くべきことに、電波を受信するためのアンテナとして、市販の直径約70センチのフラフープに電気コードを取り付けた機器を悪用していたとみられています。フラフープをアンテナとして利用したリレーアタックによる検挙は、全国でも初めての事例となります。
まとめ
電子キーの電波を悪用する「リレーアタック」に対し、身近な遊具であるフラフープをアンテナとして改造し悪用するという、極めて巧妙かつ異例の手口が明らかになりました。警察は、埼玉、千葉、茨城の各県にまたがる広範囲での窃盗事件との関連を視野に入れ、今後も犯行の全容解明に向けた捜査を継続していく方針です。身近な道具が巧妙な犯罪に悪用される実態が浮き彫りとなっており、社会全体で警戒を高める必要があるといえるでしょう。
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