楽天グループ、通期連結決算で赤字縮小、第2四半期は黒字浮上

楽天グループは2026年8月10日、2026年1~6月期の連結決算を発表しました。最終損益は109億円の赤字(前年同期は1244億円の赤字)と、赤字幅が大幅に縮小しました。特に、直近の4~6月期(第2四半期)では、77億円の黒字(前年同期は509億円の赤字)を達成し、6年ぶりに四半期ベースでの最終黒字を達成しました。 これは、電子商取引(EC)や金融事業の堅調な伸びが、携帯電話事業の赤字を補う形となったことが主な要因です。 1~6月期の営業損益も504億円の黒字となり、7年ぶりに黒字転換を果たしました。

倉庫事業での減損計上と今後の見通し

一方で、楽天グループは同日、ロジスティクス事業における倉庫スペースの貸し出しサービスで、170億円の固定資産減損を計上したことを発表しました。 これは、貸与している倉庫の将来的な荷量の増加ペースの遅延や、取り扱い商品サイズの想定以上の大型化による保管可能量の減少などが理由とされています。 この減損計上はあったものの、本業の成長や法人税負担の減少によって吸収された形です。 楽天グループは、今後もECや金融事業を中心に収益改善を目指していく方針です。

まとめ

楽天グループは、2026年上半期において、最終赤字幅の縮小と第2四半期の黒字転換という明るい兆しを見せました。EC・金融事業の好調ぶりが業績を牽引しましたが、倉庫事業での減損計上は今後の課題となる可能性があります。引き続き、楽天グループの事業展開と業績回復に注目が集まります。

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