2年ぶり黒字達成!日産の決算概要
日産自動車が2026年度第1四半期(4~6月期)の連結決算で、純損益が37億円の黒字となり、2年ぶりの黒字転換を果たしました。これは、同社が進める経営再建計画「Re:Nissan」におけるコスト削減策の進展や、追い風となった円安、そして米国市場での販売台数増加などが要因として挙げられます。売上高も前年同期比9.5%増の2兆9,642億円と好調でした。営業利益も779億円と黒字に転換し、経常利益も491億円となりました [1, 2, 7, 11]。
収益改善の要因と今後の見通し
今回の黒字化の背景には、Re:Nissan計画における規律あるコスト管理と、第1四半期で600億円のコスト削減を実現したことが大きく貢献しました [1]。また、米国での販売台数が約10%増加したことや、日本国内での新型車への好意的な反応も収益を後押ししました。一方で、中国市場では事業環境の厳しさが増しており、グローバル販売台数の見通しは下方修正されました。しかし、中国以外の主要市場では目標達成に向けて進捗しており、2026年度通期の営業利益見通し2,000億円は維持されています [1]。
まとめ
日産自動車は、厳しい市場環境下でコスト削減と収益改善を着実に進め、2年ぶりに黒字決算を達成しました。円安や米国市場の好調も追い風となり、経営再建計画の進捗を示す形となりました。今後は、中国市場の動向を注視しつつ、グローバルでの競争力強化が期待されます。
