教皇史上初の米国選挙への投票
米イリノイ州シカゴ出身のローマ教皇レオ14世が、米国の11月3日に投開票される中間選挙に向け、郵便投票を行ったことがバチカン庁から発表されました。教皇が世俗の民主主義選挙において投票権を行使するのは、バチカン史上初の出来事となります。教皇庁は、レオ14世が「市民が民主的手続きに関わることは権利であり義務である」という信念に基づいて行動したと説明しています。彼はこれまでも、神父や司教としてペルーに居住していた際や、米国での予備選・総選挙において、資格がある限り投票権を行使してきた実績があるといいます。
トランプ大統領との対立と健康状態
米国人として初めて教皇に即位したレオ14世は、政治的な面でも注目を集めています。彼はイランに対する米国の戦争を批判するなど、トランプ大統領を鋭く批判してきました。これに対し、トランプ大統領は教皇を「急進左派の捕虜」と非難しています。一方で教皇は、平和の促進や多国間主義による問題解決を求めていく姿勢を崩していません。また、教皇の健康についても報じられており、今月13日に右肺下葉の切除手術を受けた際、組織検査の結果、肺腺がんであることが判明したことが伝えられています。
まとめ
米出身のレオ14世教皇による米国中間選挙への投票は、教皇が世俗の民主主義選挙に投票するというバチカン史上初の試みとなりました。教皇庁は、民主的な手続きへの参加は市民の権利であり義務であるとの信念に基づいた行動であると説明しています。トランプ大統領との政治的な対立や、肺腺がんの判明という健康面での課題を抱えながらも、教皇は平和の促進や多国間主義による問題解決を求めていく姿勢を貫いています。
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