大森元貴が演出を統括した新曲『シンデレラ』MV
Mrs. GREEN APPLEがニューアルバム『POPS』に収録された新曲『シンデレラ』のミュージックビデオを公開しました。本作で特筆すべきは、ボーカルの大森元貴が監督、企画、脚本のすべてを担当している点です。大森はレコーディング段階から構想を練り、約8ページにわたる緻密なプロットを書き上げました。撮影現場では、演技のディレクションやカメラワークのみならず、小道具や美術の細部に至るまで自ら指揮を執っています。さらに、キャバクラ嬢という設定のリアリティを追求するため、実際にその職業で働く人々へのヒアリングを行うなど、徹底したこだわりを見せています。
自己肯定の物語と、設定を巡る議論
このMVは、現実に葛藤しながらも自分自身を肯定して前へ進もうとする女性を描いた「自己肯定の物語」です。しかし、主人公がキャバクラで働くという設定や、ドラマ仕立ての演出がSNS上で波紋を呼んでいます。督促状が置かれた机や、男性との意味深なシーンに対し、一部からは違和感や特定の状況を想起させる指摘が上がりました。一方で、楽曲は壮大なオーケストラとバンドサウンドが交錯するドラマティックな構成となっており、映像は公開後すぐに350万回再生を超えるなど、極めて高い関心を集めています。設定の是非を超え、作品の持つ強いメッセージ性が注目されています。
まとめ
大森元貴がクリエイティブの全般を統括した『シンデレラ』のMVは、その緻密な構成とリアリティへの追求により、視聴者に強烈な印象を与えています。設定を巡って議論が起きていることも、それだけ作品が持つ表現の力が強く、人々の感情を揺さぶるものであることの裏返しとも言えるでしょう。楽曲に込められた「自己肯定」という深いテーマは、様々な視点から語り継がれることになりそうです。
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