引退会見で語った「やり切れた」という思い
大相撲秋場所の13日目、元幕内の矢後(32)が引退を発表しました。26日に東京・両国国技館で行われた引退会見において、矢後は「最後までやり切れた。すっきりした気持ちで終わることができた」と、淡々と、かつ晴れやかな表情でこれまでの歩みを振り返りました。会見では、巨体を生かした左四つの寄りを武器に、幕内で4場所在位したこれまでの相撲人生を締めくくる言葉が述べられました。なお、引退後は日本相撲協会には残らず、東京都内の飲食店で働く意向であることを明かしています。
アマ横綱から幕内へ、波乱の相撲人生
矢後の相撲人生は、中大時代の2016年にアマチュア横綱に輝いたことから大きく動き出しました。2017年夏場所に幕下15枚目格付け出しで初土俵を踏むと、持ち前の左四つの攻めを武器に番付を上昇させ、2019年初場所には、所要10場所というスピードで新入幕を果たしました。幕内での最高位は西前頭10枚目。思い出の一番として、新入幕で勝ち越しを決めた2019年初場所13日目の阿武咲戦を挙げるなど、激闘の数々を駆け抜けました。元大関琴風が師匠を務めていた尾車部屋を経て、現在は押尾川部屋に所属していました。
まとめ
アマチュア横綱から幕内へと駆け上がった矢後は、力強い相撲で土俵を彩ってきました。今場所、西三段目として土俵に上がっていた矢後ですが、惜しまれつつも「やり切った」という晴れやかな気持ちで現役生活に幕を下ろしました。今後は飲食店での新たな挑戦が待っています。
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