米長期金利の高止まりが株価を押し下げ
24日のニューヨーク株式市場で、ダウ工業株30種平均は前日比161ドル61セント安の5万1349ドル98セントとなり、3日続落しました。この値下がりには、米長期金利の高止まりが大きく影響しています。米10年物国債の利回りは2007年6月以来の高水準となる5.22%に達し、30年債利回りも2004年以来の水準まで上昇しました。金利上昇に伴う株式の割高感や、追加利上げへの警戒感が、主力株を中心とした売りを誘う要因となりました。

24日のニューヨーク株式市場で、ダウ工業株30種平均は前日比161ドル61セント安の5万1349ドル98セントとなり、3日続落しました。この値下がりには、米長期金利の高止まりが大きく影響しています。米10年物国債の利回りは2007年6月以来の高水準となる5.22%に達し、30年債利回りも2004年以来の水準まで上昇しました。金利上昇に伴う株式の割高感や、追加利上げへの警戒感が、主力株を中心とした売りを誘う要因となりました。
また、中東情勢による原油高の継続も、物価や経済への懸念から重荷となりました。個別銘柄では、データセンターの計画遅延報道を受けたオラクルなどが下落した一方、宇宙でのAIデータセンター活用計画を発表したアルファベットなどは上昇しました。ハイテク株比率が高いナスダック総合指数は、メタプラットフォームズなどの買いにより、前日比3.336ポイント高の2万6939.373と、わずかに反発して取引を終えています。なお、米国とイランの交渉に関する報道が、相場の下値を支える場面も見られました。
今回の米国市場は、高止まりする長期金利と原油価格の動向が、投資家心理を冷やす形となりました。インフレ懸念や金融引き締めへの警戒感が根強く、金利上昇が株価の重石となっています。ダウ平均は3日連続の値を下げ、約3カ月半ぶりの安値を記録しましたが、一部のハイテク銘柄の反発や交渉進展の観測が下げ幅を限定させました。今後の市場は、金利の動向や中東情勢によるエネルギー供給の不透明感に引き続き注目が集まりそうです。