アジア競技大会初戦、勝利の中に見えた「9番」の課題
アジア競技大会のグループリーグ初戦、U-21日本代表はU-23ホンコン・チャイナ代表に対し2-0で勝利を収めました。白星発進となった一方で、攻撃の組み立てには課題も見られました。先発で最前線に入ったのは、190cmの長身を武器とするストライカー、道脇豊選手です。ゴール前での勝負を期待される中、この試合でのシュートは1本のみとなりました。道脇選手が中央に構えていても、周囲からのパスが届きにくい場面が目立ち、持ち味を十分に引き出しきれない一戦となりました。
異なる起用法と周囲の連動性
試合中、大岩監督は道脇選手に代えて嶋本悠大選手を投入しました。嶋本選手は中盤まで下りてゲームメイクに関わる「ゼロトップ」のような動きを見せましたが、今度はゴール前のスペースを埋める動きが課題となりました。道脇選手が中央に留まるタイプであるのに対し、嶋本選手が下りる形では、周囲が空いたスペースをどう活用するかが鍵となります。ストライカーのタイプによって、チーム全体の動きやパスの供給方法をどう変化させるか、戦術的な調整が求められています。
まとめ
U-21日本代表は初戦を白星で飾りましたが、最前線の選手をどう活かすかという重要なテーマが浮き彫りになりました。190cmの長身を活かしたフィニッシュワークを期待される道脇選手と、中盤まで関与する選手との使い分け、そしてそれに応える周囲の動き。異なる特徴を持つ選手を攻撃の中でどう噛み合わせ、効果的に機能させていくのか。今後の大会に向けて、チームの戦術的な進化が期待されます。
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