新型クルーズ船「三井オーシャンサクラ」が横浜へ入港
商船三井クルーズが手掛ける新型クルーズ船「三井オーシャンサクラ」が、今月19日の就航を控え、横浜港に入港しました。全長約200メートル、総トン数3万4138トンの同船は、定員458人、客室数は229室となっています。全客室がスイート仕様で、その9割に海を望めるベランダが備わっているのが大きな特徴です。16日には報道機関向けの内覧会が行われ、その豪華な設備が公開されました。コンパクトな船体を活かし、大きな港だけでなく、小さな港や離島にも立ち寄ることが可能です。
「美食の船」としてのこだわりと豪華な船内設備
「美食の船」としての側面を重視しており、今年5月に引退した「にっぽん丸」のメニューを継承しています。歴代総料理長が受け継いだ和食と洋食を楽しめるメインダイニング「レストラン桜」をはじめ、寿司バーなど計5つのレストランを完備しています。また、船体中心部には大小のプールに加え、新設された足湯も設けられており、船内での癒やしの時間も提供されます。食へのこだわりを追求し、贅沢なひとときを演出する設備が充実しており、乗船客に特別な体験を提供します。
現役世代もターゲットに、短期旅行の新しいスタイル
今回の就航にあたり、従来のシニア世代だけでなく、現役世代に向けた「短期・安価」な旅の提案を目指しています。1泊から3泊を中心とした短期旅行が可能であるため、忙しい世代でも気軽に豪華客船の旅を体験できるのが魅力です。国交省が2030年までに国内クルーズ人口100万人を目指す中、新しい観光資源として、若い世代への裾野を広げる狙いがあります。身近になった豪華客船の旅が、今後の観光市場にどのような変化をもたらすか注目が集まっています。
まとめ
「三井オーシャンサクラ」は、美食と癒やし、そしてアクセスの良さを兼ね備えた新しいスタイルのクルーズ船です。「にっぽん丸」の味を継承しつつ、1泊から3泊といった短期旅行にも対応することで、シニア層から現役世代まで幅広い層に新しい船旅の形を届けてくれます。離島や小さな港にも寄港できる機動力を活かし、今後の国内クルーズ市場を盛り上げる新しい観光資源として大きな期待が寄せられています。
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