ナスダック総合指数、FRB理事の発言で利上げ観測後退し上昇
9月3日の米国株式市場は、連邦準備理事会(FRB)のウォラー理事がインフレ鈍化を示すデータがあれば利上げを据え置く姿勢を示したことを受け、投資家の利上げ観測が後退。これを受けて、ナスダック総合指数をはじめとする主要3指数が1%超上昇する大幅高となった。

9月3日の米国株式市場は、連邦準備理事会(FRB)のウォラー理事がインフレ鈍化を示すデータがあれば利上げを据え置く姿勢を示したことを受け、投資家の利上げ観測が後退。これを受けて、ナスダック総合指数をはじめとする主要3指数が1%超上昇する大幅高となった。
ウォラー理事の発言は、市場に安心感を与え、特に金利敏感株とされるハイテク株に買いが入った。ナスダック総合指数は前日比0.45%高の26,217.83ポイントで取引を終えた。 ダウ工業株30種平均も0.56%高、S&P500種株価指数も0.46%高と、それぞれ上昇した。
市場では、8月のADP民間雇用者数が市場予想を大きく下回ったことも、利上げ観測を後退させる一因となった。 一方で、中東情勢の緊迫化による原油価格の上昇がインフレ懸念を再燃させる可能性も指摘されており、今後の経済指標やFRBの動向が注目される。
今年に入ってからのナスダック総合指数は、年初来11.89%高となっている。 ただし、2026年に入ってからは、エネルギー価格の上昇がインフレ率を下支えする要因となっており、投資家はインフレ動向を注視している。
FRB理事の発言と弱い雇用統計を受けて、ナスダック総合指数は上昇しました。しかし、中東情勢による原油価格の上昇や、依然としてインフレ懸念がくすぶっていることから、今後の市場の動向は不透明な状況が続いています。投資家は、発表される経済指標やFRBの金融政策スタンスに引き続き注意を払う必要があります。