鳥取県立中央病院で発生した医療事故
鳥取県立中央病院において、体外式膜型人工肺(ECMO)の人工肺酸素チューブの接続誤りによる医療事故が発生しました。この事故により、70代の男性患者が約20分間、酸素供給がされない状態となり、低酸素脳症により意識不明の重体となっています。警報アラームが複数回鳴っていたにも関わらず、不具合に気づかれなかったことが報告されています。この患者は心筋梗塞の治療で入院中でした。

鳥取県立中央病院において、体外式膜型人工肺(ECMO)の人工肺酸素チューブの接続誤りによる医療事故が発生しました。この事故により、70代の男性患者が約20分間、酸素供給がされない状態となり、低酸素脳症により意識不明の重体となっています。警報アラームが複数回鳴っていたにも関わらず、不具合に気づかれなかったことが報告されています。この患者は心筋梗塞の治療で入院中でした。
事故は、集中治療室から心臓治療専用の部屋への患者の移動に伴うECMOの酸素チューブの付け替え作業中に発生しました。ベテランの臨床工学技士が担当していましたが、酸素ボンベの栓を閉めたまま接続を完了してしまったとのことです。鳥取県立中央病院は、外部有識者を含む事故調査委員会を設置し、原因究明と再発防止策の策定を進めるとしています。病院長は、患者と家族、関係者、地域住民に対し、深くお詫びを述べ、最善を尽くして治療にあたることを表明しています。
鳥取県立中央病院は、鳥取県東部の中核的な医療機関であり、地域医療の中心的役割を担っています。高度急性期医療の推進、周産期医療の充実、がん診療連携拠点病院としての機能、災害拠点病院としての役割などを使命としています。新病院移転後は、病床数を増床し、屋上ヘリポートの設置、救命救急センターやNICU・GCUなどの拡充、ハイブリッド手術室の導入など、最新鋭の施設・設備を整備しています。
鳥取県立中央病院で発生したECMO接続ミスによる医療事故は、患者さんの命に関わる深刻な事態であり、関係者にとって大きな衝撃となっています。病院は事故調査委員会を設置し、原因究明と再発防止に努めるとしていますが、地域住民からの信頼回復に向けて、透明性のある情報公開と丁寧な対応が求められます。今回の事故を教訓とし、医療安全体制のさらなる強化が不可欠です。