「券売のヒロ」逮捕、手口と動機
JR東京駅などで、券売機を操作している最中の利用客を狙ったスリで「券売のヒロ」と呼ばれていた79歳の男が、窃盗の疑いで逮捕されました。広瀬公敏容疑者は、今月17日、東京駅で新幹線の切符を購入していた20代の男性が券売機を操作している隙に、男性が券売機前の台に置いていた財布を盗んだ疑いが持たれています。男性は新幹線の切符購入のため、現金約7万円などが入った財布を券売機前の台に置いていました。広瀬容疑者は背後から近づき、「ちょっといいですか」と声をかけて男性の注意を引いた隙に、財布を盗んだとみられています。取り調べに対し、広瀬容疑者は容疑を認めており、「年金をもらっているが、生活が苦しくなった」と供述しているとのことです。
10年以上にわたる犯行か
捜査関係者によると、広瀬容疑者は10年以上前から同様の手口で、東京駅を中心にスリを繰り返していたとみられています。利用客が切符の購入や乗り換えなどで券売機に集中している隙を狙い、背後から近づいて犯行に及んでいたとのことです。その手口から、捜査員のあいだで「券売のヒロ」という通称で呼ばれていました。今回の逮捕は、長期にわたる犯行の実態解明につながるものとみられます。警視庁は、余罪についても詳しく捜査を進める方針です。
まとめ
長年にわたり駅の券売機周辺でスリを繰り返してきた「券売のヒロ」こと広瀬公敏容疑者(79)が逮捕されました。生活苦を理由に犯行を認めているとのことですが、10年以上にわたる手口は多くの利用客に不安を与えていたと考えられます。駅の利用者は、周囲への注意を怠らず、貴重品の管理を徹底することが改めて求められます。