番組概要と現状
フジテレビで毎週木曜夜7時から放送されている音楽番組『STAR』が、放送開始から4ヶ月にして視聴率の低迷という苦境に立たされている。入社3年目の上垣皓太朗アナウンサーをMCに迎え、フジテレビの大型音楽特番『FNS歌謡祭』の制作チームと、『めざましテレビ』などのエンタメチームがタッグを組んだ新たな音楽番組として4月にスタートした。ゴールデンタイムでの歌唱パフォーマンス中心のレギュラー音楽番組は約10年ぶりとあって注目されていたが、初回視聴率は世帯3.7%、個人2.4%と微妙なスタートを切った後、5~6月にかけて個人視聴率が1%台まで落ち込むなど、低迷が続いている。
低視聴率の原因と指摘
8月6日放送回では、個人視聴率が1.2%という「記録的な大爆死」を記録し、同時間帯の他局番組と比較しても最下位となるなど、局内でも危機感が広がっている。関係者からは「フジテレビ開局以来初」との声も上がるほどの壊滅的な数字だ。低視聴率の原因としては、「『めざましテレビ』の企画とまるまる同じで新鮮味がない」「構成のテンポが遅すぎる」といった番組内容への不満や、「アイドル頼み」への指摘などが挙がっている。人気のアイドルグループが出演し、放送直後にはSNSでトレンド入りすることも少なくないが、それが視聴率に結びついていない現状が浮き彫りとなっている。
『めざましテレビ』との比較と今後の展望
『STAR』は、『めざましテレビ』のエンタメチームが制作に関わっていることもあり、番組内容に「強すぎる『めざましテレビ』感」を感じるという意見も見られる。アーティストの歌唱パフォーマンスの合間に、その週に話題になったエンタメ情報を紹介するコーナーが挟まれる構成が、本来の音楽番組としての魅力を損ねているとの指摘もある。一方で、MCを務める上垣アナについては、「応援したい」といった声も上がっており、局内では同情的な意見もあるようだ。しかし、このまま視聴率の低迷が続けば、番組打ち切りは避けられないとの見方が強まっている。10月には番組発のライブイベント「STARフェス」が予定されているが、その開催にも影響が出る可能性も否定できない。
まとめ
フジテレビの音楽番組『STAR』は、期待されながらも放送開始からわずか4ヶ月で深刻な視聴率低迷に陥っている。番組内容への不満や「めざましテレビ」との類似性、アイドル頼みのキャスティングなどが指摘される中、打ち切りが現実味を帯びてきている。MCの上垣アナへの同情論があるものの、現状のままでは番組の存続は危うい状況と言えるだろう。

