トットちゃん ドラマのあらすじ・感想、第53話です。徹子は、「徹子の部屋」「ザ・ベストテン」の司会と、大忙しになりました。
徹子は、そんな時でも、仕事の合間を見つけ、祐介のもとに通います。祐介は、ヨーロッパを演奏旅行で、回っています。祐介は、旅先で子供たちにピアノを教えていました。
徹子は、子供時代を思い出し、「窓ぎわのトットちゃん」を出版しました。徹子の書いた本は、ベストセラーとなりました。
トットちゃん ドラマあらすじ・感想 第11週まとめ。第51話から第55話
トットちゃん!第53話あらすじ
引用元:http://www.tv-asahi.co.jp/totto/
徹子は、「徹子の部屋」と「ザ・ベストテン」の合間を縫って、祐介に会いに行きました。このことは、誰にも内緒のことでした。
祐介は、ヨーロッパの各地を演奏旅行します。その行く先々で、子供たちにピアノの指導をしていました。なかには、落ち着きのない子供もいました。
そんな子供にも祐介は、優しく教えました。祐介は言います。子供はみんな、いいセンスを持っている。そこを伸ばしてやれば、どんな子供にも、チャンスはある。みんないい子なんだ。
徹子は、祐介の話しを聞いて、トモエ学園のことを思い出しました。小林先生は、いつも、みんないい子だ、と言っていました。
小林先生は、子供たちを束縛されない自由な心を持った人間に育てるために、生涯を捧げた教育者でした。
日本に帰った徹子は、依頼されていた雑誌の連載を書き始めました。タイトルは、「窓ぎわのトットちゃん」です。徹子の少女時代を描いた物語でした。
徹子は、物語を書くために、両親にも昔の事を聞きました。徹子は、小学校を退学させられたことを聞かされました。
トモエ学園では、菊池幸司くんと、出会いました。徹子は、幸司くんに会うと、胸がシュワーっとなりました。徹子は、幸司くんの鉛筆をいつも削ってあげました。
徹子は、相撲で幸司くんを投げ飛ばしました。幸司くんは、大きくなって、君がどんなに頼んでも、僕のお嫁さんには、してあげない、と言いました。
戦争が激しくなり、幸司くんが疎開でお別れするとき、徹子は幸司くんから、鉛筆を1本貰いました。徹子が、生きててね、と言うと、幸司くんは、君もと言いました。
幸司くんは、徹子の初恋の人でした。
徹子には、トモエ学園で、もう一人忘れられない人がいます。福元郁夫くんです。郁夫くんは、小児マヒで、体が不自由でした。
郁夫くんは、体が弱い子でしたが、物知りでした。徹子は、郁夫くんから色んなことを教えてもらいました。
徹子は、どうしても郁夫くんに木登りをさせてあげたいと、思いました。ついに、二人で木に登り、郁夫くんは言いました。
アメリカで、もうすぐテレビジョンができる。テレビジョンが、世界を変える。国と国が、理解しあえるようになって、戦争もなくなるかもしれない。
徹子は、大人になって、郁夫くんの言ったことが、分るようになりました。徹子は、郁夫くんがテレビジョンの素晴らしさを教えてくれたので、NHKを受けたのだと、思いました。
郁夫くんは、7歳の夏休みの終わりの日に、亡くなりました。教会でのお別れの後、徹子は大声を出して、人目も気にせずに、空を見上げて泣きました。
トモエ学園のユニークな教育と、徹子の子供時代我が描かれた「窓ぎわのトットちゃん」が完成しました。出版された本は、戦後最大のベストセラーとなりました。
トットちゃん!第53話の感想
徹子は、「窓ぎわのトットちゃん」の本を書き上げましたね。トモエ学園の小林先生の教育や指導が、徹子を救いましたね。
朝も言っています。徹子の今があるのは、小林先生のおかげだと。
徹子は、尋常小学校に入学します。入学式のときから、徹子は問題児でした。じっとしていることができなくて、思ったら行動しています。
当時は、戦争が始まる頃ですから、自由な教育などありません。小学生でも軍隊式の教育ですね。そんな環境に徹子は、まったく馴染めません。
先生もお手上げで、1年生の1学期で退学させられました。朝が、夏休みの間にトモエ学園を見つけ、2学期から転校しています。
そして、小林先生と出会い、成長できました。徹子は、トモエ学園がなければ、どうなっていたでしょうね。現在の黒柳徹子は、存在しないかもしれませんね。
しかし、それにしても、よくバレずに祐介のところへ通えましたね。今だったら、とっくに芸能ネタになり、大騒ぎになっていると思います。
まとめ
徹子は、忙しい仕事の合間を見つけて、祐介のもとに飛んでいきます。祐介は、ヨーロッパの演奏旅行で、子供たちに、ボランティアでピアノを教えます。
祐介の子供の可能性を引き出す指導に、影響を受けたのか、徹子は「窓ぎわのトットちゃん」を書き上げました。
「窓ぎわのトットちゃん」は、ベストセラーとなり、祐介も喜びました。
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