トットちゃん ドラマのあらすじ・感想、第3週目です。トットちゃんは、トモエ学園に転校します。そして、小林先生と出会います。小林先生は、トットちゃんの個性を生かす学び舎を与えてくれました。
そして、幸司くんや郁夫くんとも出会うことができました。二人からは、トットちゃんの人生にとって、とても大切な影響を受けますね。
トットちゃん ドラマのあらすじ・感想、第3週は、第11話から第15話でした。
トットちゃん ドラマ第11話あらすじ・感想
引用元:http://www.tv-asahi.co.jp/totto/
小林先生と二人きりで話し始めたトットちゃんです。トットちゃんは、家族のこと、飼い犬ロッキーのこと、次から次へと話し出しました。トットちゃんは、それから4時間も話し続けました。
そして小林先生は、話し終わったトットちゃんに、「今日からこの学校の生徒だよ」と優しく告げます。このときトットちゃんは、生まれて初めて本当に好きな人に出会ったような、幸せな気持ちになりました。
それから講堂で一緒に、小林先生から分けてもらった弁当を食べます。弁当を食べる前には、みんなで歌います。また弁当には、海のものと山のものを持ってくるように、言われました。
そのころ家では、北海道のお母さんからの小包を守綱が、受け取ります。トットちゃんの入学祝に、ジャガイモと昆布が、手紙を添えて送られてきました。
母からの手紙を読んだ朝に「一度実家に帰ったらどうだ。行くなら春だな」と、守綱が言います。
トモエ学園に登校したトットちゃんは、電車の教室に大喜びします。そして、菊池幸司くん(ささきゆうた)に出会います。郁夫くんは、物知りで数学を勉強しています。
最後に現れた福元郁夫くん(横山歩)を見て、トットちゃんは驚きます。郁夫くんは、小児マヒのため足や手が不自由でした。
家に帰ったトットちゃんは「わたし、郁夫くんか幸ちゃんのどっちかと結婚すると思う」と、真面目な顔で語りました。
トットちゃん ドラマ第11話の感想
トットちゃんの教室は、電車を改造したものでしたね。トットちゃんが喜ぶのも分ります。当時、鉄道会社の重役の子供が、トモエ学園にいたそうです。その関係で廃車になった電車が譲られたとのことです。
トットちゃんは小林先生から、「君は、ほんとうに良い子だね」と、いつも言われていましたね。自分を認めてくれる人の存在が、トットちゃんを救ったのだと思います。
子供の頃に、良い先生にめぐり合えて、トットちゃんは幸せでしたね。
トットちゃん ドラマ第12話あらすじ・感想
引用元:http://www.tv-asahi.co.jp/totto/
トットちゃんは、登校の途中で物売りに出会います。人だかりの中で、男は不思議な木の皮を売っていました。その木の皮をかじると病気か健康かが、分かる木です。かじって苦ければ病気にかかっていて、苦くなければ健康だと言います。
トットちゃんは、急いで学校へ行き校長の小林先生に、木の皮を買いたいのでお金を貸して欲しいと言います。お金を借りたトットちゃんは、急いで木の皮を買いに行きます。
学校へ戻ってきたトットちゃんは、まず小林先生に木の皮を噛んでみるよう勧めます。小林先生が、苦くないと言うとトットちゃんは安心します。そして、教室の友達にも噛んでもらい、みんなが健康であることが分りトットちゃんは喜びでした。
小林先生は、インチキであることを分った上でトットちゃんにお金を貸してあげました。小林先生は、「本人が興味を持ったことは、実際に試してみるのが一番」「その後、ゆっくり騙されたことに気付き、学べばいい」と言いました。
その話を聞いた朝は、小林先生の教育方針に感心します。
トモエ学園では幸司くんが英語の勉強をしています。世の中は英語が禁じられつつありましたが、トモエ学園は別世界でした。英語も自由に学ぶkとができました。
守綱の周りも厳しくなっていました。もうバレー公演もできなくなるので、最後の公演を稽古場で行うことになりました。守綱は、稽古場のバレー公演に家族を誘います。
バレーに感激したトットちゃんは、「私バレリーナいなる」と言い出します。そして新聞紙を切り貼りし、バレーの衣装を作ります。弟の明児くんも、トットちゃんのバレーに、付き合わされることになりました。
トットちゃん ドラマ第12話の感想
道端の怪しい物売りなんて、当時の風景ですね。トモエ学園の皆を心配して、トットちゃんはインチキの木を買いましたね。純粋な優しさですね、それを黙って見守る小林先生も立派な教育者ですね。
戦時中の英語は、敵性語と言って使ってはいけない言葉でしたね。トモエ学園は別で、幸司くんは勉強していました。自由でいいですね。
トットちゃん ドラマ第13話あらすじ・感想
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世の中は、次第に軍事色が強くなっています。トットちゃんが入学した元の小学校の児童も、軍の連体の一日入隊に出かけています。トモエ学園では、そんなことはしません。軍歌も歌わないと火林先生は言いました。
トモエ学園では、相撲大会の日です。トットちゃんは頑張って男の子にも勝ち続けます。そしてついに、幸司くんとの対戦になりました。
トットちゃんは、なんと幸司くんを投げ飛ばしてしまいます。トットちゃんは大喜びですが、幸司くんに、「大きくなって君がどんなに頼んでも、僕の嫁さんにはしてやらないから」と、言われてしまいました。
初恋の人を投げ飛ばすなんて、トットちゃは後悔しました。しかし、幸司くんの鉛筆は明日も削ってあげると決意するトットちゃんでした。
教室では、小林先生のお母さんが、骨折で入院したので、お見舞いの千羽鶴を折ることになりました。しかし、郁夫は手が不自由なので、上手に鶴を折れません。トットちゃんも手伝ってあげましたが、折り紙が破れてしまいます。
それを見ていた三輪先生は、郁夫くんに「一緒に折りましょう」と、手助けをします。すると郁夫くんは、黙って席を離れていきました。
小林先生は、「体が不自由だからこそ独創的な創意を生むこともある。それを貴ぶことがこの学校の理念です」と三輪先生に語りました。
二人の話を部屋の外で、全員の子供が聞いていました。もちろん郁夫くんもです。ドアを開けた小林先生は、子供たちを見つけます。「なんだなんだ、聞いていたのか」と小林先生が言います。
「聞いてないもん」と子供たちは戻っていきました。「みんな良い子たちだな」と小林先生がつぶやきます。
トットちゃんは、木の上で考えごとをしていました。そこへ郁夫くんが通りがかります。郁夫くんは木に登れないので、トットちゃんが登らせてあげるといいます。トットちゃんは何度も何度も挑戦しますが、郁夫くんを木に登らせてあげることが、できませんでした。
トットちゃん ドラマ第13話の感想
トットちゃんは、幸司くんの鉛筆を、毎日削ってあげていました。そんなに好きな人を、みんなの前で投げ飛ばすのですね。一生懸命になると、好きだってことも忘れるのですね。朝に似ていると思います。
昭和の頃は、どの小学校にも土俵があって、相撲退会が行われていましたね。小学生の頃は、男子よりも女子の体格がよくて、強い女子が多かったと思います。
トモエ学園の子供たちは、みんな個性的ですが、感受性も豊かなことが分りますね。その分、周りとの付き合い方も難しかったのでしょうね。
トットちゃん ドラマ第14話あらすじ・感想
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春になり、朝は10年ぶりに北海道の故郷に、子供を連れて帰りました。列車を下りて、石狩川の傍を歩いて帰ります。門山医院に着くと朝のお母さんが、迎えに出できました。
広い家に、トットちゃんと明児はくん大喜びします。そこに看護婦の河合さんから、周通の伝言がありました。「この町に宿屋はないゆえ、今夜一泊に限り、この家に泊まることを許す。しかし自分との対面は、生涯ない」と、言うものでした。
村人からは、ホッケやジャガイモなど、新鮮な食材がが届きます。医院で働く周通には、トットちゃんと明児くんの元気ではしゃぐ声が、聞こえてきます。
夜になると、囲炉裏を囲んで四人で夕飯を食べます。診察が終わった周通は、座敷で一人夕飯を食べます。トットちゃんは、「北海道では、みんな一緒にご飯を食べないんだ」と、つぶやきました。
食事のあと、周通は早めに寝ることにします。床に入った周通には、昼間と同じようにトットちゃんと明児くんの元気いっぱいな声が、聞こえてきます。周通は、トットちゃんのように元気にはしゃぐ、子供の頃の朝を思い出していました。
朝は、布団から抜け出し周通が眠る部屋に向かいます。朝は、障子の外から周通に、泊めてもらったことの例を述べます。そして周通が健やかであるようにと、別れを告げました。
朝が涙ながらに立ち去ったあと、周通は布団に顔をうずめ、声を出さずに号泣しました。
帰りの列車の中で青森のリンゴ農家の男と出会います。トットちゃんが、青森のリンゴを食べたことがないと言うと、男はリンゴを送ってあげると約束しました。
トットちゃん ドラマ第14話の感想
朝は、勘当された父の北海道に、子供を連れて行きました。周通は、無医村だった僻地で、病人を助けるために移住しました。信念がないとできませんね。
それだけ意志が強いので、一度勘当した朝を、なかなか許すことができませんね。しかし、本当は優しい人なので、とっても辛いですね。いつか、雪解けがやってくるのでしょうか。
トットちゃんが、列車の中で「ママ」と言うと、周りの人から叱られます。黒柳家では、「パパ。ママ。」ですね。当時としては、かなりハイカラな家庭ですね。
トットちゃん ドラマ第15話あらすじ・感想
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この春、トットちゃんは2年生になりました。幸司くんはツレなく、郁夫くんを木に登らせてあげることができませんでした。
トットちゃんは登校の途中で、ペンキ屋さんの脚立に目が留まります。学校に着いたトットちゃんは、脚立を探し出します。その脚立を使って郁夫くんを木に登らせることを考えていました。
郁夫くんは、もう一回だけ木登りに挑戦することにします。脚立を使ったトットちゃんは、ついに郁夫くんを、木に登らせることができました。
木の枝に二人で腰掛けた郁夫くんは、「あのずっと先にアメリカがあるんだな」と、言いました。郁夫くんのお姉さんは、アメリカにいるのでした。
郁夫くんは、アメリカでもうすぐできる、テレビジョンのことを教えてくれました。「テレビジョンが世界を変えるよ」と、郁夫くんは語ります。「それまで生きていたいな」と、郁夫くんは言いました。
教室に帰った郁夫くんは、1冊の本をトットちゃんに貸してくれました。「アンクル・トムの小屋」でした。
学校の帰り「今日疲れたからユックリ帰る。先に帰って良いよ」と郁夫が言いました。トットちゃんは「私も疲れたからゆっくり帰る」と、答えました。郁夫くんは、嬉しそうにトットちゃんの顔を見ました。
夏休みになり、トットちゃんは「アンクル・トムの小屋」を、毎日1ページ読むと決めましたが、難しくて読めませんでした。そして二学期が始まりました。
元気に登校したトットちゃんに、悲しい知らせが待っていました。8月30日ニ郁夫くんが、亡くなっていました。
トットちゃんは、生まれて初めて、お葬式に出ました。トットちゃんは、「じゃあね」と郁夫くんにお別れを告げます。そこで、アメリカの郁夫くんのお姉さんに、呼び止められました。
郁夫くんは、お姉さんに手紙でトットちゃんのことを、よく書いていました。そして郁夫くんがなくなる数日前には、トットちゃんと木に登ったことを話していたと言います。
トットちゃんは心の中で「また会おうね郁夫くん」「それまでバイバイ」と言いました。式場から出たトットちゃんは、大声で泣きました。
しばらくして青森からリンゴが届きました。北海道から帰る列車の中で知り合った、おじさんが約束通りにに送ってくれたのでした。
トットちゃん ドラマ第15話の感想
トットちゃんは、郁夫くんから、テレビジョンを教えてもらいます。そのテレビジョンで、徹子さんは今、活躍していますね。そして、NHKテレビの第1号の女優となりました。不思議な縁ですね。
トットちゃんが、何度もチャレンジして、郁夫くんを木に登らせてあげた、お礼かもしれません。
縁といえば、列車の中で偶然知り合った、青森のリンゴ農家のおじさん、見ず知らずの人にまで
リンゴを送ってくれます。この人とも、今後何かありそうな感じがしますね。
まとめ
今週は、仲良くしていた郁夫くんが、亡くなります。郁夫くんは、いなくなる前に、トットちゃん未来のテレビジョンの存在を、教えてくれました。
トットちゃんの将来を暗示するような出来事ですね。ドラマ「トットちゃん!」は、全くのフィクションではなく、徹子さんの半生を描いています。
もちろん脚色はあるかもしれません。そうだとしても、トットちゃんの人生は、人生の途中で、多くの人に縁をもらっている、と思いますね。
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