トットちゃん ドラマのあらすじ・感想、第1週目です。いよいよ帯ドラマ劇場「トットちゃん!」が始まりましたね。トットちゃんが生まれる前の両親が出会うところから物語りはスタートします。
今とは違う昭和初期の頃です。大変厳しい時代でしたね。そんな中で、黒柳家の人々はどう過ごしていくのでしょうか。
トットちゃん ドラマのあらすじ・感想、第1週は、第1話から第5話でした。
トットちゃん ドラマ第1話あらすじ・感想
引用元:http://www.tv-asahi.co.jp/totto/
昭和3年に始まったラジオ体操をする叔母の井上えつ(八木亜希子)2階では門山朝(松下奈緒)が、いつもの発声練習をしています。朝は、東洋音楽学校でオペラ歌手を目指しています。そんなのどかな井上家の昭和4年11月から物語りはスタートします。
朝練習に出かけた朝は、練習場で元気よくアリアを歌います。状況を考えず常に大声で歌う朝です。先生からは、その場の背景を考えて歌うよう指導されます。
井上家には、北海道の実家から、朝のお見合いの写真が送ってきていました。
一方、黒柳守綱(山本耕史)は、嬉しくもない歌のバックで、お金のために演奏をしています。そろそろ年も暮れますが、オーケストラの楽団員は貧乏です。正月の餅代を稼ぐためにコンサートマスターの守綱は、年末の第9演奏会を提案します。
そして、音楽学校の学生を合唱団に使うことを考えます。朝は、この合唱団に応募しました。
演奏会の練習でも、周りをを気にせずに一人大声で歌う朝は、守綱から激しく注意されます。
これが門山朝と黒柳守綱の運命の出会いでした。
トットちゃん ドラマ第1話の感想
いよいよトットちゃんが始まりましたね。第1話は、トットちゃんが生まれる前の話です。トットちゃんの母親朝と黒柳守綱の運命的な出会いですね。
母親となる朝は、どこかトットちゃんと似ていますね。周りの人を考えず、自分だけ大声で歌うところです。朝に悪気はないのですが、一生懸命になると他の人のことは忘れてしまうのですね。トットちゃんも朝の血を引いているようですね。
年末の第9演奏会は、今では恒例となっていますが、守綱が始めたと言うことですね。オーケストラの楽団員の餅代を稼ぐために始まったとは、知らなかったですね。
トットちゃん ドラマ第2話あらすじ・感想
引用元:http://www.tv-asahi.co.jp/totto/
守綱から、「応援団ではない、大声を出せばいいというものではない」と、言われた朝でした。なんとも最悪な、守綱との出会いでした。
もう練習には出ないと言った朝に、「声を出さないで口だけ動かしていたら」と、コーラスの仲間からアドバイスされます。
井上の家に帰ると、朝は叔父の井上宏(高田純次)からお見合いを勧められます。朝は、門山家の一人娘、婿を取り家を継ぐのが宿命なんだと言われます。
黒柳守綱は、乃木坂上倶楽部に住んでいます。芸術家や当時としては進んだ考えの人たちが住んでいます。
守綱は、自室でバイオリンの練習をしていますが、今ひとつ練習に身が入りません。コーラス団員の朝のことが気にかかっていました。
それから朝は、休まず練習に通っていましたが、口パクでした。誰もいなくなった練習場で朝がピアノを弾いていると守綱が現れます。そこで、「周りの音を聞くことができなければ、音楽家になれない」と守綱に言われます。
朝が声を出していないことは、皆に知られていました。守綱から明日の第9演奏会の本番では、ちゃんと声を出して歌うように言われます。
そして、練習のあと守綱と一緒に朝が帰ろうとしたとき、北海道から突然上京してきた朝の父・周通(佐藤B作)と出会います。
トットちゃん ドラマ第2話の感想
朝は、口パクだけで合唱を続けるなんて、純粋と言うか一途なところがありますね。そんな他の人とは大きく異なる朝に、守綱は惹かれたのでしょうか。
守綱もバイオリン一筋の芸術家ですから、普通の人と違った感性を持っていると思います。そんな守綱ですから、普通の人と違う朝の存在が気になったのだのでしょうね。
トットちゃん ドラマ第3話あらすじ・感想
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井上の家に行った父は、朝の好みには関係なく門山家の定めとして、決められた人と結婚することを強要します。そして、朝を明日北海道につれて帰ると言い出します。
朝は、明日の第9の演奏会に出して欲しいと頼みます。頑固に受け付けない父に対し、おじさんも口添えをしてくれました。
演奏家に出演できることになった朝は、相変わらずの口パクでした。そして演奏家は無事終わります。
朝は、出口で待っている叔父と叔母のところへ行こうとします。朝が楽屋口から出ようとすると、そこに守綱が待っていました。そして二人で守綱の住むアパートへと向かいます。
守綱は、アパートのシイナ(小澤征悦)さんに「僕の愛する人です」と朝を紹介します。突然の告白に、朝は驚きました。そこで、インドのチャイやカレーをご馳走になり、守綱が朝のためにバイオリンを演奏します。
守綱は朝に「音楽は捨てなさい。そして僕の妻になりなさい」と言います。そして、朝は守綱と一緒に暮らすことになりました。
トットちゃん ドラマ第3話の感想
朝のお父さんは、明治の人ですからとっても厳格ですね。今では考えられないです。現代にこんなお父さんがいたら、チョッとした話題になるかもしれません。でも、当時はそんな社会だったのですね。
それにしても朝は、よく黙って守綱のアパートまで付いていきましたね。まあ、好きだったのですね。そして、1回でも外泊すると、もう叔父さんの家には戻れない、というのも驚きですね。そんな時代だったのですね。
そう考えると、現代がいかに自由であるか分りますね。
トットちゃん ドラマ第4話あらすじ・感想
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家に戻ってこない朝に、叔父の宏は、警察に捜索願を出します。北海道に戻っていた父は、東京からの知らせの電報を見て激怒します。
アパートで過ごし始めた朝は、1階のカフェサロンで、アパートの住人である画家の華子(高岡早紀)と出会います。そして華子は、初めてフランスパンを食べる朝のスケッチをしました。
年が明けた頃、シイナさんが朝の父親の新聞広告を見つけます。そこには、朝に連絡を乞うように書かれていました。しかし守綱は、挨拶には行かないという結論を出しました。
その直後、二人が住むアパートに、突然周通が現れたます。
トットちゃん ドラマ第4話の感想
当時は、新聞広告を利用して、伝言板のような使い方をしていたのですね。今であれば、携帯ですぐに連絡ができますね。まあ、どこにいても隠れることができないと言うのは、いいのか悪いのか。。。
それにしても、乃木坂上倶楽部の人たちは、自由人ですね。当時では、理解できない別世界の人々だったでしょうね。
舞台となっている乃木坂上倶楽部ですが、乃木坂クラブというアパートが実在しています。とってもお洒落なアパートでドラマのモデルとなっているようですね。
トットちゃん ドラマ第5話あらすじ・感想
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朝の父・周通は、二人のアパートを探し出しました。そして、朝の目の前で守綱を殴ります。親の承諾のない結婚は許さないとする父に、朝は守綱のバイオリンを聞いて欲しいと頼みます。
朝に頼まれた守綱は、しぶしぶバイオリンの演奏を始めます。演奏を聴き終わった周通は、「勘当だ」と朝に一言告げて帰って行いきました。
しばらく経ったころ叔母のえつが朝を訪ねてきます。えつは、周通の印鑑が押された朝と守綱の婚姻届を持ってきました。北海道へ行き、コッソリと周通の印鑑を拝借したようでした。そして、朝と守綱は正式に夫婦となりました。
ある日、朝はお金がないことに気づきます。市場に行ってもなにも買えません。市場の米屋(小島よしお)の歌に合わせて朝が歌うと、朝の上手な歌に喜んで、お米をくれました。
その様子を見ていた守綱は、自分以外の人に、朝が笑顔をを見せてはいけないと言います。そのため、ドアの外からカギを掛け、朝が外に出られないようにしました。
しかし朝は、ベランダを越えて隣の華子の部屋へ行き、外に出る方法を見つけます。どんな困難にも負けず、機転で明るく乗り越えていく朝でした。
トットちゃん ドラマ第5話の感想
守綱がバイオリンを演奏したあと、父の周通が「かんどうだ」と言って去っていきます。テレビですから、文字が見えないので、私は「感動だ」と言ったと思いました。朝のお父さんも守綱のバイオリンを認めてくれて、よかった、と思いました。
しかし、その後の展開で「勘当」だったと分りました。最近、こんな言葉は聞かないので間違ってしまいますね。あと一つ、今は聞かれない「駆け落ち」で結ばれた二人でしたね。
まとめ
トットちゃんの両親が無事にめぐり合いました。運命的な出会いをし、普通とは違った流れの結婚をしましたね。トットちゃんは、まだ誕生していませんが、トットちゃんの性格を思わせる、普通ではない結婚生活が始まりました。
本当にドラマのような家族の物語ですね。
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