僕は、映画が好きです。
どちらかと言うと、洋画を見ることが
多いですね。
それも、古い映画が好きですね。
西部劇など、たまにることがありますが、
なんて言うか、現代にはない純粋な
面白さがあります。
娯楽映画そのものの感じがして
見ていて素直に楽しめますね。
また、映画音楽や主題歌も
一度聞いたら覚えられる自然な
メロディーが心地よいと思います。
最近は、一度見ただけでは、
ストーリーが理解できない映画が
多いですね。
それに音楽も何度聴いても覚えられ
ません。
少し時間が取れそうなので、面白そうな
映画を探そうと思いました。
見つけたのは、日本の映画で、
戦後が舞台となっています。
その時代の愛の物語ですから、
興味が湧きますね。
映画を見る前のリサーチをしてみました。
向井理の企画映画とは
気になった映画は、
俳優の向井理さんが企画した
映画です。
俳優の向井理さんが企画するって、
気になりますね。
それも、7年間も映画化を考えていた
作品で、ついに6月24日から全国公開
となってます。
この経緯だけで、見たくなりますね。
向井理さんは、2006年に芸能界入り
しています。
NHKのドラマ「ゲゲゲの女房」が
2010年です。
同じくドラマ「永遠の0」が2015年
ですね。
向井理さんは、真面目で、知的な
感じですが、ベテランではないですね。
その向井理さんが企画した映画って
どんな映画でしょう。
映画『いつまた、君と ~何日君再来~』
向井理さんの映画のタイトルは、
『いつまた、君と ~何日君再来~』
です。
引用元:http://itsukimi.jp/
「何日君再来」って中国語ですね。
どんなワケがあるのでしょうか。
向井理さんは、おばあちゃん子
だったそうです。
生まれたときからいつも傍には、
おばあちゃんがいたそうです。
その祖母の名前は、芦村朋子さんです。
朋子さんが81歳になったころ、
慣れない手つきでパソコンを
使い出しました。
何かを入力しているようでした。
そんな時、朋子さんは脳梗塞で
入院します。
そして向井理さんが、パソコンの
入力を引き継ぐことになります。
朋子さんが入力していたのは、
亡き夫・吾郎さんとの思い出の
記録でした。
その中には、向井理さんも
知ることのない、吾郎さんと
朋子さんの波乱の歴史と
夫婦愛が綴られていました。
向井理さんは、祖母・朋子さんの
手記を自費出版します。
そして俳優となった向井理さんは、
7年間の企画を経て手記の映画化を
実現しました。
向井理さんの信念というか、
祖母への愛がすごいですね。
ここまで知ると、必ず映画を
見なくては、となりますね。
映画『いつまた、君と』について
『いつまた、君と ~何日君再来~』の
スタッフ・キャスト
監督:深川 栄洋
脚本:山本 むつみ
芦村朋子:尾野真千子
芦村吾郎:向井 理
芦村朋子(現代):野際陽子
芦村真美(現代):岸本加世子
芦村 忠:イッセー尾形
芦村 理:成田偉心
主題歌「何日君再来」:高畑充希
公開日:2017年6月24日
脚本の山本 むつみさんは、NHKドラマ
「ゲゲゲの女房」の脚本家です。
2010年にドラマが終了したとき、
向井理さんが、手記「何日君再来」を
山本さんに渡し、映画化したいと
伝えたそうです。
『いつまた、君と ~何日君再来~』のストリー
終戦の翌年、芦村吾郎(向井 理)は、
家族と共に上海から日本に戻ります。
芦村朋子(尾野真千子)の実家に
落ち着きますが、朋子の父芦村 忠
(イッセー尾形)と、折り合いが悪く
家族だけで暮らすことを決意ます。
そして、戦後の混乱の波にもまれ
ながら、不器用だけど懸命に、誠実に
生き抜く姿と家族との絆を描きます。
引用元:http://itsukimi.jp/
物語は、芦村 理(成田偉心)が、
祖母の手記をまとめる中で、
過去を回想する形で進んでいきます。
芦村 理 が、俳優の向井 理さんですね。
新人の成田偉心さんが演じています。
また、芦村吾郎と朋子の子供
芦村真美(現代・岸本加世子)が
向井 理さんのお母さんになります。
過去と現代が交錯するので、
キャストの説明がややこしいですね。
『何日君再来』について
映画のタイトルに『何日君再来』が
入っていますし、主題歌のタイトルも
『何日君再来』です。
『何日君再来』は中国語で、
「ホーリー ジュン ザイライ」と
ルビが付いています。
意味は「いつあなたに会えるの?」
となります。
1937年の上海映画『三星伴月』の
挿入歌ですね。
日本では、テレサ・テン、石川さゆり、夏川りみ
など、多くの歌手に歌われています。
しかし、戦後間もなくの頃は、
李香蘭(山口淑子)の歌がヒットして
いたようです。
恐らく芦村朋子さんにとっては、
山口淑子さんの「何日君再来」
ではないでしょうか。
♪♪
忘れられない 思い出ばかり
別れて今は この並木みち:
ああ愛しの君 いつまたかえる
何日君再来
胸にグッとくる歌詞ですね。
【訃報】野際陽子さんが亡くなる
ここまで書いたところで、突然の
訃報です。
現代の芦村朋子を演じた野際陽子さんが、
映画公開を目前した6月13日に
亡くなりました。
この映画が遺作となります。
引用元:http://itsukimi.jp/
映画の中で芦村朋子は、「なんで
手記なんか書いたの?」という
真美の問いに、
「あんたにはいつか読んでもらう
つもりやったさかい」
とベッドの中で答えます。
なんだか、野際陽子さん自身の
最後の言葉、遺言のようにも
聞こえますね。
【追記】6月17日
6月13日に肺腺がんで亡くなった
女優の野際陽子さんの遺作が
別にあることが分りました。
テレビ朝日系「やすらぎの郷」に
野際陽子さんは出演しています。
9月まで放送されますが、野際さんの
出演シーンは、5月8日の入院まで
撮影され、ずべて撮り終えていた
と言うことです。
ドラマ「やすらぎの郷」が
野際陽子さんの遺作となります。
まとめ
映画『いつまた、君と ~何日君再来~』
は、親から子、子から孫へ
受け継がれていく、ある家族の
愛の実話です。
芦村吾郎は、妻の朋子に
「幸せだったよ、お前と結婚して」
と語ります。
この映画は、若くして亡くなった
天国の夫への「妻からのラブレター」
ですね。
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